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ご挨拶

第33回日本胎盤学会学術集会

会長  瀧澤 俊広

(日本医科大学 分子解剖学 大学院教授)

胎盤学会学術集会大会長

第43回日本絨毛性疾患研究会

​会長  鈴木 俊治

(日本医科大学 産婦人科学 大学院教授)

絨毛性疾患研究会大会長

 このたび、第33回日本胎盤学会学術集会・第43回日本絨毛性疾患研究会を2025年(令和7年)11月8日(土)と 9日(日)の2日間、日本医科大学 済生学舎1号館(東京都文京区千駄木)で開催させていただくことになりました。日本医科大学として第23回日本胎盤学会学術集会(第33回日本絨毛性疾患研究会と併催;産科婦人科学教室(女性生殖発達病態学)大学院教授 竹下俊行会長)を担当させていただいており、10年ぶりに東京下町情緒が色濃く残る谷根千(東京の谷中・根津・千駄木の3つの街の頭文字をとった通称)での開催となり、大変光栄に存じます。

 今回、本学術集会のテーマを「胎盤・絨毛を観る・診る・看る~世界発信を目指す胎盤・絨毛研究と臨床応用~」とさせていただきました。胎盤・絨毛への知的探求心のもとに、全国より産婦人科医師を中心として、さらに様々な分野からの胎盤研究者(薬理学者、薬学研究者、病理学者、生物学者、農学者、解剖学者など)の多彩な研究者が集まることにより、多くの学問領域がコラボレーションして『みる』ことにより、 1つの『みる』で答えることができない胎盤・絨毛に関する問い(important questions)について発表・討論していただきたいという思いを込めました。さらに、2026年にはIFPA(International Federation of Placenta Associations)が日本で開催されます(東京医科大学産科婦人科学教室教授 西洋孝 会長)。胎盤・絨毛研究に携わる若手が、IFPAで日本から世界へ向けて発信できるように、その足がかりの場となる学会としたいと考えております。

 併催となります日本絨毛性疾患研究会は、絨毛性腫瘍の予後改善と基礎・臨床研究の発展に貢献してきております。絨毛性疾患取扱い規約第3版(2011年)の第4版にむけた改定に向けた作業が進められておりますが、絨毛性腫瘍の進行期分類・予後スコアが本年10月に開催されるFIGO(The International Federation of Gynecology and Obstetrics)で変更されることになったため、それらをふまえた更なる改定ポイントについての企画を考えております。

 学会会場は、東京を代表する散策・下町グルメのスポットとなっている谷根千での開催となっております。江戸時代からの寺町と庶民的な商店街が立ち並ぶ「谷中」、夏目漱石や森鴎外など文豪が愛した土地「千駄木」、根津神社の門前に発展した街として繁栄した「根津」。学会とともに、谷根千を散策し、下町グルメを満喫していただき、英気を養っていただければと存じます。是非、皆様のご予定に組み込んでいただき、ご参加賜りますようお願い申し上げます。皆様とお会いできますことを楽しみにいたしております。

第33回日本胎盤学会学術集会
第43回日本絨毛性疾患研究会

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